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キャッチャー・イン・ザ・ライ

評価:
J.D.サリンジャー
白水社
¥ 1,680
(2003-04-11)
JUGEMテーマ:読書


ご存じ、村上春樹氏による訳出。既に忘れ去った若い頃の気持ちの葛藤を思い出すのにも良い。訳出の違いで読み易く、生き生きとした情景になった。野崎孝氏の『ライ麦畑でつかまえて』を読読んでいて意味不明であったところが明解になっている。これは、表現だけの問題ではない。今でこそ輸入されて定着しているアメリカ文化の数々は、半世紀前の日本にはまだ一般的ではなかったのだろうと想像することができる。そのくらい、日本の文化が変ったということの裏返しでもある。
やはり、ふんわりとして掴もうとすると消えてしまいそうな若者の心理描写は、難解な言い回しではわからない。自然に入ってくる言葉の流れの中でこそ伝わってくる。
結局、この本無くしては、『ライ麦畑でつかまえて』を読み返すことはできなかった。








ライ麦畑でつかまえて


J.D.サリンジャー(野崎孝 訳)
白水社
¥ 924
(1984-05)

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