最近、EeePCに刺激され、コンパクトフラッシュを使ってゼロスピンドルにせんと機会をうかがっていたのだが、
LOOX S5/53W のディスク装換のページをみつけたので、これを参考にトライしてみた。LOOXを開くときにパーツのストッパーの爪をいくつか折ってしまったものの、なんとか装換できた。
しかし、ハードディスクを取り外すとLOOXに繋ぐブートメディアを持っていないため(かつてフロッピードライブがあったような気もするが手元にはない)、代理母として別のマシンを用意して装換用のディスク(コンパクトフラッシュ)を3.5"変換アダプタ経由で接続することにした。
インストールするディストリビューションはPlamo Linux 4.22。インストール用のCDイメージは、 ftp://ftp.linet.gr.jp/pub/Plamo/CDimg/ からダウンロードできる。
デスクサイドのマシンにコンパクトフラッシュをつないで、CDROMからお薦めパッケージmをインストールし、ノートPCに移しかえてブート。無事ここまではできたのだが、ネットワーク設定がわからず、まごまごしてしまった。
検索エンジン頼りにうろうろしていて、Windowsの無線LANドライバをLinuxで使う方法が紹介されている
「中古ノートPC + Plamo Linux で無線 LAN」というページを見付けた。時間があったら試してみよう。このLooxはちょうどそいったレベル、Crusoe 600NHzのメモリー128MB。
結局、日をあらためブートしてみるとネットワークにも繋がったので、アップデートパッケージのインストールを行った。OpenSSLやkernelの更新は致命的なセキュリティホール対応なので必須である。アップデート用のパッケージは、ftp://plamo.linet.jp/pub/Update/4.22/plamo/ にある。
Plamo Linux < 4.x のパッケージの更新は、一旦パッケージを削除してインストールしなおすという古典的な方法。たとえば、OpenSSLのパッケージは次のように更新する。
# removepkg openssl
# installpkg openssl-0.9.8g-i586-P1.tgz
昔ながらのウィンドウマネージャのAfterstep はタイトルバーの日本語表示が文字化けしないという理由から使い始めたものだった。
最近はデスクトップ流行りで、もしかするとWindowsよりも重たくなっているのではと思うことがよくある。今年の干支にちなんで、ねずみがマスコットのXfceを使ってみたりしている。Xfceのパッケージは、ftpサイト plamo.linet.jp の /pub/Plamo-test/for-4.2x/XFce-4.4.2/ にあるが、GNOMEのライブラリに依存しているものがあり、同サイトの /pub/Plamo-4.2/plamo/gnm/ から、
startup_notification-*.tgz
vte-*.tgz
gamin-*.tgz
libexif-*.tgz
gconf-*.tgz
orbit2-*.tgz
をインストールする必要がある。
結局、重たいので却下。もっとも、それ以前に、最近デスクトップ代わりとなりつつあるFirefox2が十分にメモリーを食い漁ってくれるのだが。。。