数年前に故障したのだけど、ケースが気に入っていたのでとってあったコンピュータ。当時流行りのキューブ型PCで、ちょっとお洒落な感じだったのが、質の悪いコンデンサが多用されている時期で、1年位で故障するPCが多々あった。このPCも(PCというよりは、マザーボード)プシューッと音がしてそのうちに止まってしまい、2度と起動しなくなっていた。
中をあければ、一目瞭然、コンデンサの頂上が盛り上がり、割けて内部からなにかオレンジ色のものが浸み出していた。こんな感じで何台か故障したのだった。
このコンピュータのケースはお気に入りで、しばらくは卓上の小棚のかわりとして使っていた。不良コンデンサによる故障の報告は多々あったので、そのうちに交換しようと思いつつ、結局何年も放置してしまった。
昨日、おつかいでノートPCの調達のために秋葉原へ行くときに、コンデンサも買って来ようと決めた。マザーボードのスペックを探してみたが、丁度同じ型の
マザーボード(Shuttle FV24)の対処をした人の記事を見付けたので、パーツをメモっておいた。
交換した方が良さそうなコンデンサは、下記の通り。
1. SG社製DS 6.3V 1000uF 105℃ 6個
2. Gloria 10V 3900uF 105℃ 3個
3. Gloria 6.3V 2700uF 105℃105℃ 2個
自分のボードの構成は少し違っていて、1000uFが5個、2700uFが3個だった。とりあえず交換したのは、頂上がもりあがっているコンデンサで、1000uFと3900uFのもの。
実は、おっくうになっていた理由に、パーツ屋さんは、一元の客には愛想が悪いところが多くて、どうもベクトルが向かないということもあった。昨日は末広町駅すぐのお店で運良くお店の人が探してくれた。ちょうど同じ容量のものがないということで、少し大きめのにしてもらった。たかだか、数百円のコンデンサを丁寧に探してくれる店員さんがとても嬉しかった。
とりあえず、電源を入れてメモリーチェックを完了し、ペリフェラルチェックに進むのを確認した。周辺機器はすでに別の機械に付けているので、また調達してくることにする。しばらく遠ざかっていた楽しみにまた触れるのも良いものである。