2年くらい前に買ってあって、やっと今年になって使い始めたASUSのP4V8X-MXというマザーボードが故障したのですが、信頼の3年サポートと箱に書いてありサポートメールのアドレスも書かれていたので、さっそくWebのフォームからユーザ登録をして状況を書いて送ってみたところ、2日後にはご返事をいただけた。
> 修理代金:検査費用 4300円(税別)+部品代金
> 修理キャンセル時:検査費用 2800円(税別)
実のところ、このマザーボードは4980円で買ったものだったし金額だけを見ても買い換えたほうがよさそうなところだが、ただし、3年くらい前のモデルなので探さなければならないことも想像できた。修理を依頼する際のその他の条件(※1)を読むと、分解して買ったときの状態にしなくてはならず、さらに時間もかかりそうなので、結局、膨らんだりはち切れたコンデンサだけを交換して、だめだったらあきらめてCPUごと買い換えることにした。
マザーボードを取り出して確認したところ、6.3V 3300uFのコンデンサ5個だけだった。これを秋葉原に寄ったついでに買ってきたわけだ。いつものごとく、この手のコンデンサは少なく、2軒目のお店でようやく見つけた。ただし、縦長タイプではなくて、またしてもずんぐりタイプだった。
熱くなったハンダごてを裏側からコンデンサの片側足のあたりにくっつけてしばらく待ち、はんだが溶けたと思ったら素早く引っ張るをコンデンサの交互の足でやってるとそのうちするりと抜けてくれる。
前回の修理で少しは慣れたようで(前回の修理:
http://a98.jugem.jp/?eid=337 )調子良く気を抜いていたせいか、最初の1つめの新しいコンデンサは+ーを逆に付けようとしていることに途中で気がついた。もういちどはずして、あ、そうそう、新しいコンデンサの足を短く(刺して最終的に切り詰める長さより1ミリくらい長めに)切るのも忘れてた。コンデンサが3つ並んでいたところは、新しいずんぐりコンデンサ同士ではお腹とお腹がくっついてまっすぐには付けられないので、少し斜めに付けることなどと想像をしながら足の長さを調整して切ってゆく。ニッパで切ったコンデンサの足の針金は平たく広がるのでバリがひかからないようにペンチで丸めてやり、コンデンサを抜いた後のマザーボードに残っているはんだを片側ずつ溶かしては新しいコンデンサの足を少しずつ埋めて行く。それを足がしっかりマザーボードの裏に突き出るまで繰り返したら、少しはんだを足して固定してひとつあがり。あとは、はずしてつけてを繰り返すだけ。
全部付け直したら、もういちどグラグラしないかを軽く指で押して確認し、もしグラグラする用だったら、おそらく固定されていないので、足の裏側のはんだをもう一度溶かしてから固めて様子をみる。